仮想通貨を売買する際に、販売所または取引所と呼ばれるところで仮想通貨を売買します。
仮想通貨の販売所と取引所はどちらでも簡単に仮想通貨を売買することが出来ますが、違いがわからない方やよく知らない方もいると思います。
この違いを知っていると、お得に仮想通貨を売買することが出来ます。
お得に仮想通貨を売買したい場合は、取引所で売買を行うと少しお得になります。
これから紹介するコインチェックの取引所はわかりづらい場所にあります。
販売所と取引所の違いや取引所で売買の仕方をこの記事で紹介していきます。
販売所と取引所の違い
仮想通貨を売買する際に、販売所と取引所の2つがあります。
どちらも仮想通貨を売買できますが、販売所と取引所ではスプレッドと呼ばれるものが発生するかしないかの違いがあります。
スプレッドとは、仮想通貨の購入価格(Ask)から売却価格(Bid)を引いた額のことをいいます。
難しく思う方もいると思いますが、簡単に言うと、手数料です。
このスプレッド(手数料)は販売所で売買する際に発生してしまいます。
手数料は仮想通貨の銘柄によって異なりますが、手数料を少しでも抑えたい方は取引所で売買することをおすすめします。
なぜなら、取引所では無料で売買ができるからです。
取引所での売買は無料なので、販売所で取引を行うと手数料分の損をしてしまうことになります。
販売所で取引しなければいいってことか
このように思う方がいると思います。
確かに取引所では手数料が無料ですが、取り扱っている通貨がかなり少ないです。
取引所と販売所をうまく使って少しでも手数料を抑えるようにしましょう。
以下の記事からは販売所と取引所についての解説をしていきます。
販売所
販売所について解説していきます。
そもそも、コインチェックの販売所がどこなのかわからない方もいると思います。
コインチェックの販売所は下記の画像のことです。(ここではビットコインを選択しています。)
ここから、売却や購入を行うとスプレッド(手数料)が発生します。
実際に購入を押すと下記の画像になります。
ここからは、実際に手数料額を見ていきます。
先程の画面のビットコイン価格は、1BTC(ビットコイン)=3,074,774円です。
購入を押すと、ビットコイン価格は、1BTC(ビットコイン)=3,166,160円でした。
差額が91,386円です。
よって、1BTC(ビットコイン)分を購入する際は、91,386円も高くなった状態で購入してしまうことになります。
この差額がスプレッド(手数料)となります。
ポイント
Coincheckでは、全ての仮想通貨の最低購入額は500円です。
売却の場合も考えてみましょう。
先程の画面のビットコイン価格は、1BTC(ビットコイン)=3,074,774円です。
売却を押すと、ビットコイン価格は、1BTC(ビットコイン)=2,979,900円です。
差額が94,874円です。
よって、1BTC(ビットコイン)分を売却する際は、94,874円も低くなった状態で売却してしまうことになります。
売買する額が大きいとスプレッド(手数料)も多く取られるので、販売所で取引を行う際はスプレッドを考えるようにしましょう。
取引所
コインチェックでの取引所の売買は無料です。
ただし、取引所で取り扱っている銘柄が販売所と比べるとかなり少ないです。
2022年9月現在、Coincheckの取引所で売買ができる仮想通貨はこちらになります。
ビットコイン(BTC)
イーサリアムクラシック(ETC)
リスク(LSK)
モナコイン(MONA)
オーエムジー(OMG)
パレットトークン(PLT)
コインチェックの取引所はどこにあるのかわからない方がいるかと思います。
これから取引所がどこにあるか説明していきます。
取引所の場所|取引所で購入する方法
取引所の場所を解説していきます。
コインチェックを開き、アカウントを押してください。
「FAQ/問い合わせ」を押してください。
一番下までスクロールすると、ビットコイン取引所があるので、ビットコイン取引所を押してください。
下記の画像からが取引所になります。
下記の画像は取引板と呼ばれ、ユーザーの売り注文と買い注文の様子を表しています。
真ん中までスクロールすると、現物取引があり、ここから仮想通貨を売買することが出来ます。
取引所の購入の仕方を簡単に解説します。
①を押して、②で取引を行いたい銘柄を選択してから、買いを押してください。
下記の画像の①のレートに取引板の購入したい額を押すか、レートに手動で購入したい額を入力してください。
②の概算に購入金額を入力してください。(下記の画像では5,000円)
そうすると、自動で注文量が反映されます。
最後に買いが選択されていることを確認したら、注文するを押すと注文が確定します。
ポイント
注文した際に、購入したい仮想通貨がレートに入力した額に達したところで買いになります。
例えば
仮に現在、1BTC(ビットコイン)=300万だとします。1BTC(ビットコイン)=290万で買いたいと思ったとき、
レートに290万円を入力して注文すると、ビットコインの価格が290万円になった時、注文が確定します。
290万に達していなければいつまでも注文が確定しないというわけです。
また、この予約をするような注文を一般に、指値注文と言います。
売却の方法は、①のレートに取引板の売却したい額を押すか、レートに手動で売却額を入力して、売りを押してください。
後は、先程と同じ手順で入力して注文するを押すと確定します。
まとめ
販売所と取引所の違いを解説してきました。
販売所では売買できる銘柄が多いですが、手数料が気になります。
取引所は仮想通貨をお得に売買することが出来ますが、取り扱い通貨が少ないため、販売所と取引所をうまく活用して賢く取引を行いましょう。